2008/2/21 木曜日

モダンアートの今

Filed under: レビュー — admin @ 5:47:48

今、モダンアートは世界的なバブルの中にあります。
アンディ・ウォーホールをはじめ世界でも著名な現代アート作家の作品が軒並み高値で売買されています。
日本人でも村上隆、奈良美智など世界的に評価される作家が誕生しています。
特に、村上隆は2003年、ニューヨークのオークションで等身大フィギュア「Miss Ko2」が、当時の日本現代美術作品の最高額50万ドル(約5,800万円)で落札され話題となりました。

『そんな、高額なアートなんて自分に関係ない。』
『モダンアートの良し悪しなんて解らない』
なんて、声も聞かれそうですが・・・

実は、上記の村上隆や奈良美智の作品は5年前の1998年頃には10万円程の相場だったのです。
つまり、埋もれていた美が世界の目で見出された結果50万ドルという評価を得るに至ったのです。
そういった昨今の流れを受けて日本の目利き達も若手作家の作品に注目しています。

もちろん、アートを金銭価値に置き換えて考えるのはあまり良い事ではありません。
しかし、世界の中で日本人作家の作品が高額の価値を付けて売買されるということは、世界から日本のアートシーンへの注目が深まりさらなる日本全体のアートの活性化に繋がるのです。

古典絵画や伝統的なアート作品は、既に評価されてきています。つまりこれから先価値があまり変わることは期待出来ないと言えるでしょう。

現代を映し出す鏡として、自らの共感できる世界を映し出すものとして、未来への不確定要素への投資として、モダンアートの魅力は尽きることはありません。
日常受ける事が出来ない感性を刺激されるアートへの出会いが出来たならきっと、あなたの生活が豊かになるでしょう。

社会が豊かになってから次第に個の豊かさが生じてくる事を期待するより、個の豊かさを求めてアートに興味を示すことで結果的に社会が豊かになる。大げさに聞こえるかもしれませんが、経済社会が飽和状態の今アートに求められる役割は日増しに強くなりつつあります。
モダンアートへの入口は様々かもしれませんが、まずは興味を持ってみることがなによりも大切かもしれません。

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